2012年以前の東京西部ユニオン



 2012年12月1日、鈴木コンクリート工業分会解雇撤回闘争支援・連帯共闘会議の解雇1ヵ年総決起集会(豊島区民センター)

 鈴コン分会三役が不当解雇されてから丸1年。12月1日、「解雇撤回・非正規職撤廃 鈴コン闘争勝利へ 解雇1カ年決起集会」が、豊島区民センターをあふれる185人の大結集でかちとられました。
 内尾分会長の基調報告、解雇当該と職場に残って闘う分会員の報告と決意表明を中心に、この集会のハイライトは、共闘会議に加わって連帯して闘う組合からの闘争報告でした。
 10・1外注化阻止を総力で闘い抜き、第2段階の闘いに突入している動労千葉、動労水戸からの熱のこもった報告。さらに圧巻は、首都圏7組合の闘争報告。この数カ月の間に、あるいはつい先月、闘いに決起した労働者が次々と登場し、労働者を人間扱いしない資本の理不尽な攻撃に対して、烈々たる怒りをみなぎらせて、底抜けの明るさで闘いの決意を表明しました(郵政非正規ユニオン、合同労組八王子A運輸分会、東部ユニオンB分会、東京西部ユニオンアメリカンアパレル分会、精研労組、さいたまユニオン行田分会、他)。鈴コン分会の闘いが新たな仲間を引きつけ、鈴コン分会に続いて闘おうという労働者の決起を次々と生み出しています。
 鈴コン分会と共闘会議は、本集会を期して全国キャラバンに打って出ることを宣言しました。

■主催者あいさつ■■■
 ◎花輪不二男さん
 非正規を許さない、奴隷にならない ということで仲間が増えている

 今日は非常に楽しく鈴コンの社前闘争を展開しました。会社は、職場の雰囲気が変わってきたことに対して、脅威を感じていると思います。
 1年間で、解雇された三役のみなさんが非常に成長し、いまや自分たちでどんどん鈴コンの闘争を訴えるようになりました。共闘会議の基盤が広がっています。鈴コンだけの闘いだけではなく、闘う労働組合を牽引する、そういう役割を自覚し始めています。蔓延している非正規のこの現状を絶対に許さない、われわれは奴隷にならないということで仲間が増えていることを、非常に頼もしく思っています。
 非正規の問題はナショナルセンターの枠を超えて闘っていかなければいけない。いまや労働者が首を切られても守れない労働組合がたくさんある。われわれとともに闘う労働組合をつくることをめざしています。今の枠の中で闘おうということになれば、鈴コンは勝てません。勝つためには、どこへでもあいさつに行く。枠を超えて労働者と結びつき始めれば、それは徐々にボディブローとして効いてくるはずです。大きな目標をめざして共闘会議の発展を期していきたい。

   

 2012年12月1日、鈴木コンクリート工業分会役員3名解雇1周年抗議の社前抗議行動

   

 12月1日午後3時、鈴コン分会と共闘会議は、解雇1カ年を弾劾する社前闘争を展開しました。
 分会のマイク宣伝に多くの労働者が笑顔で会釈、Vサインで応えてくれる人も。昨秋から解雇前後にかけての連続的な社前闘争、それ以降も月に一度、そして5月1日のメーデーの日には、支援の仲間も参加して70人をこえる大人数で、幾度となく社前に登場して訴え続けてきました。この過程で、仮処分と異議審での2度の裁判勝利もありました。解雇直後の雰囲気とは一変して、今では職場の仲間たちとの一体感、社前を包む解放感が感じられるまでになりました。
さらに12月7日、12日、18日と、それぞれ内尾分会長、鈴木会計、吉本書記長の解雇日に、連続的な社前闘争を打ち抜きました。

労働情報(東京都産業労働局雇用就業部労働環境課労働係 発行) 2012年12月号より転載 

鈴木コンクリートにおける解雇をめぐる紛争議(解雇1ヵ年決起集会)(池袋事務所調べ)
○団 体 名: 一般合同労働組合東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会 (組合員 6 名)
・所 在 地 杉並区天沼2−3−7 さかいビル2−A
・加入上部団体 一般合同労働組合東京西部ユニオン、合同・一般労働組合全国協議会
・支 援 団 体 全日建運輸連帯関西生コン支部 外3団体
○会 社 名: 鈴木コンクリート株式会社 (社員23名)
・所 在 地 豊島区上池袋4−11−1
・事 業 内 容 建設資材販売等

<集会の概要>
 東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会(以下、鈴コン分会)は、組合員3名の解雇撤回を求め、解雇1ヵ年決起集会を、12月1日(土)に豊島区民センターで開催した。組合員、支援団体等約180名が参加した。
 集会の始めに、最近の活動状況をまとめたDVDの上映が行われた。続いて主催者あいさつがあり、共闘会議呼びかけ人代表の花輪世田谷地区労顧問が「鈴コン闘争も1周年を迎えた。職場の雰囲気が変わってきたことに会社は脅威を感じているのではないか。この1年間で分会三役が成長した。職場に残っている組合員も非常に明るい。鈴コンは、今や闘う労働組合の牽引役であることを自覚し始めている。我々は奴隷にはならない。ナショナルセンターの枠を超えて非正規の問題に取り組んでいかなければならない。」と述べた。引き続き、呼びかけ人あいさつ、メッセージ紹介、連帯あいさつが行われた。
 その後、鈴コン分会の分会員5名より闘争の報告と訴えが行われた。内尾分会長からは、「この1年間、元気に闘ってこられたのも、多くの支援と共闘のおかげである。裁判闘争も年明けからは本格的な闘いとなる。昨年9月にT組合員が亡くなったが、その後も解雇された組合員3名と職場に残る組合員2名で社前行動、裁判、労働委員会の場で会社と闘っている。今年7月に共闘会議を立ち上げたが、現在、団体署名が約150、会員は団体・個人で約230口となっている。来年の春闘には、全国キャラバンを開始する予定である。職場で徹底して闘って、2013年を勝利の年にしよう。」との報告があった。
 引き続き、カンパアピール、他の争議団からの報告、鈴コン分会員の決意表明が行われた。最後に、団結ガンバローを三唱し、集会は終了した。

<争議の概要>
 鈴木コンクリート工業(株)は豊島区上池袋に本社、板橋区船渡に工場を持つ生コンクリートの製造・運送会社である。
 有期雇用のミキサー車運転手が中心となり、2009年7月に労働組合(一般合同労働組合東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会、以下「鈴コン分会」)を結成。団体交渉を重ねてきたが、同年11月に会社は60歳を超えたことを理由としてT組合員を解雇した。同年12月に、鈴コン分会は組合員への解雇撤回を軸とした東京都労働委員会への不当労働行為救済申立てを行った。T組合員が急性脳梗塞により2011年8月に逝去したことから、鈴コン分会は同年9月に再度T組合員の解雇撤回を会社に申し入れたが、会社は団体交渉を拒否。鈴コン分会は、9月27日に1日のストライキを実施した。
 会社は、ストライキは就業規則違反として分会長、書記長に1週間の出勤停止処分を行い、11月に入ると分会長、書記長、会計の3名に解雇予告がなされた。11月24日に半年ぶりに第10回目の団体交渉が行われたものの12月に解雇が強行された。このため鈴コン分会は12月に東京地裁へ仮処分申請を行い、2012年2月29日には「組合員3名になされた解雇は合理的な理由がない」として1年間の賃金支払いの決定がなされた。会社はこの決定に対して異議申し立てを行ったが10月3日却下されている。 


 2012年11月10日、田口組合員解雇3年、社前抗議宣伝

  


 2012年11月4日、全国労働者総決起集会、鈴木コンクリート工業分会のアピール

   

11・4 全国労働者総決起集会に5800人が集う

 11月4日、日比谷野音に世界の闘う労働者、労働組合が結集し、西部ユニオンも大挙参加しました。
 関西生コン支部・港合同・動労千葉の3労組が呼びかけ、いよいよ労働組合の復権をかけて階級的労働運動の時代の扉が開きました。「解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃」、これが、世界共通のスローガンになっています。新自由主義政策の狙いは、労働者を競争原理によって分断し、団結を破壊をすることです。働いても生きていけない、食っていけない時代になりました。私たちが今やることは、労働者が団結し、労働者の武器である労働組合を甦らせることです。今の社会を根底的にひっくり返すには、労働者ひとり一人が団結し、労働組合で闘い抜く以外にありません。
  時は来ました。立ち上がりましょう。東京西部ユニオンと鈴コン分会は、解雇撤回・非正規職撤廃を先頭で闘い抜きます。団結!               執行委員長 吉本 伸幸

鈴コン分会が決意表明

 11・4集会で、鈴コン分会・内尾分会長が決意表明しました。紹介します。
「昨年末に分会3役が解雇されて、今年7月15日に鈴コン闘争支援・連帯共闘会議が、花輪代表や関西生コン支部の高さんら10人の呼びかけにより結成されました。全国の仲間から寄せられた署名、カンパなどのご支援、ご協力、本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 昨年9月のストライキに対して、会社は1週間の出勤停止処分を出し、私たちが黙らず連日社前と駅前で抗議宣伝をやったら、これに恐怖した会社は、私をはじめ分会3役に不当な解雇攻撃を出してきました。理由は「街宣の発言が会社の名誉と信用を傷つけた」というものです。ただちに東京地裁に地位保全を申し立て、今年2月29日に解雇者3人に1年間賃金を仮払いしろという決定を勝ち取りました。その後、3ヵ月もたって会社はこれに異議申し立てをしましたが、先月10月3日、異議は却下され、私たちは今も賃金を受け取りながら解雇撤回の組合活動に従事しています。
 鈴木資本は、3人を解雇したことを後悔しているでしょうが、今さら遅い。既に会社は開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったんです。裁判所の決定内容も、2回目の10月の決定は解雇の不当性をいっそう強調しています。
 ついに時代の扉をこじ開けました。われわれ鈴コン分会は、自分たちの解雇撤回闘争を通して、非正規職撤廃の先頭に立ち続けます。職場から地域へ、さらに国鉄闘争はじめ全国・全産別、全世界の労働者と、ナショナルセンターの枠を越えて団結します。団結して闘った時の力は無限大です。国や資本は今、労働者全体を非正規にするなどと言っていますが、上等です。逆に、今本気で闘えば、労働組合をよみがえらせ、非正規職も失業も原発もなくして、労働者が主人公の社会に変えることができます。共に闘いましょう!」


2012年7月15日、鈴木コンクリート工業分会は第4回定期大会を開催(赤羽会館小ホールにて)

     

同日の7月15日、鈴木コンクリート工業分会闘争支援・連帯共闘会議が結成されました(赤羽会館小ホールにて)

 
  

   

 


大飯原発再稼働絶対反対! NAZEN杉並 6・23集会に集まろう!

2012年6月23日(土) 18:30開会 
杉並産業商工会館 3階 講堂(JR阿佐ヶ谷駅、地下鉄丸の内線南阿佐ヶ谷駅)

   


 2012年の国鉄闘争全国運動6・10全国集会は、1800人が結集して大成功しました。国鉄分割・民営化から25年、いよいよこれとの決戦を迎える集会となりました。
 鈴コン分会が一緒に闘った、韓国・民主労総の金属労組亀尾(クミ)支部KEC支会の代表も参加し、日本遠征闘争を通して75人の解雇撤回をかちとったことを報告しました。
 以下は、鈴コン分会と国鉄闘争全国運動呼びかけ人の花輪さんの発言です。

[鈴コン闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人の花輪さん]
 皆さんこんにちわ。今日私にいただいた時間は5分と聞きましたが、ここにきて、3分となりました。よって3分の間にしゃべることはスローガン的になりますが、お許しください。
 まず新しい労働運動の再生にかけての決意、これを第1番目にお話をしたいと思います。
 政治和解、国鉄闘争における政治和解は、国家的不当労働行為を、裁判闘争でも認めさせたのに、この責任を曖昧にした。許せない。
 次に、中曽根はこの闘争を通じて、「座敷をきれいにした」、こう発言した。労働者はゴミや虫けらではない。許せない。
 その後の小泉内閣に引き継がれた新自由主義のざまは何だ。我々はこんなことに屈しない。
 闘う闘争団員が一人でも納得しない限り、この幕は引かない。断固として闘う。
 私は第2番目に、私の決意を具体的に、一緒に闘う仲間と実現していきたい。ここに並んだ鈴木コンクリート工業の仲間の人たちは全部非正規です。
 非正規の仲間が20年、10年働いても3ヶ月更新のアルバイトです。正規雇用を求めて労働組合を作ったら弾圧された。
 ストライキを打ったら、あるいは駅前で宣伝したら解雇した。ここにおられる人たちは鈴コンの仲間です。断固としてこれは許せない。
 組合を無視する鈴コンは絶対許せない。
 この訴えを皆さんに伝えながら、7月15日、来月ですが、支援共闘会議を立ち上げることにしました。私たちも呼びかけ人になりました。断固として勝利します。
 この決意を述べて、具体的な中身は鈴コンの分会長内尾さんにバトンタッチします。

[鈴木コンクリート工業分会内尾実分会長]
 日々団結を軸とし、職場や地域、組織拡大お疲れ様です。
 鈴コン分会は昨年9月からのストライキに対する一連の処分と組合つぶしの解雇攻撃に対し、全力で職場の団結にかけきり闘い抜いています。
 今も職場では2人の組合員が胸を張って堂々と闘い、働いています。
 そして職場、地域と、闘い抜くなか、2011年11月から東京地裁民事第11部に対して、私たち鈴コン分会と東京西部ユニオンは、解雇予告効力停止・仮処分申し立てを行い闘ってきました。
 そして、団結を軸として解雇撤回を闘い抜くなか、今年2月29日、東京地裁は有限会社東豊商事、これは鈴木コンクリートと同じ同族会社です。会社に対し、私、吉本書記長、鈴木善会計、3人に毎月1年間賃金を支払えという仮払い決定を出しました。
 今日本でも、そして世界で、労働組合の団結した闘いで、勝利を自ら切り開き大前進しています。私たち鈴コン分会も東京西部ユニオンと、西部地域の仲間、全国、全世界の闘うユニオンの仲間とともに、初戦での仮払い決定を団結の力でつかみ取ったと確信しています。
 本裁判が7月11日と決定していますが、本裁判でも有限会社東豊商事と徹底的に解雇撤回、原職復帰を労働組合の義理と人情で闘い抜いていきます。
 これからますます厳しい闘いになっていくと思いますが、解雇撤回と原職復帰、非正規色撤廃を掲げ、非正規の労働者でも団結し、職場で労働組合を作り闘えば、不当な会社の分断と、団結破壊の有期雇用と不当解雇と闘えることを先頭で身をもって示してきます。
 先ほど花輪さんからもありましたが、来月7月の15日、鈴コン分会解雇撤回支援・連帯共闘会議結成集会を行います。是非皆さん足を運んで下さい。
 最後になりますが、私たちの団結は無限大です。終わりはありません、共に闘いましょう。
 
     


KEC支会、オム・ジョンフン情宣部長の鈴木コンクリート工業労働者への訴え(2012年5月25日、志村工場前にて)

 こんにちは。鈴木レミコンで働いている皆さんに、まず、スローガンで声を上げたいと思います。非正規職撤廃!人間らしく!整理解雇撤回!トゥジェン!

 労働組合は労働者の権利を代弁するものです。労働者が自分の権利を求めるのが難しくなってます。会社は労働者の権利を奪って、自分の懐に金を入れ、労働者は泣いています。労働者には人間ではない扱いをしています。こちらに向かって何で写真を撮っているんですか。会社は労働者は家族だと言いながら、何でそんなことができるんですか。
 韓国から来たKEC労組と共に、支会の私たち労働者は、鈴コン労組の闘いを積極的に支持します。労働組合は日本で働く皆さんの権利をきっと守でしょう。
 非正規職とはどうしてそうなるんですか。全部正規職化しなければならないんですよ。期間のない正規職にならなければなりません。正規職となって定年まで働くということが当然です。そういう労働条件は、団体交渉で許してはならないんです。
 韓国でも非正規職に対するいろんな問題が起こっています。現代自動車という大きな企業の中でも、非正規職を正規職化しろという闘いが起こっています。現代自動車の8千名の非正規職、家族、どれだけこの間苦しんできたことでしょうか。去年には現代自動車の非正規職が工場を占拠して闘いました。
 本来ならば、非正規職、正規職が一緒になって闘って、非正規職を正規職にする交渉をしなければなりません。
 労働者は一つです。私たちは共に力を合わせて、必ずや労働者が主人公になる世の中をつくらなければなりません。皆さん一人一人がすべて大事な大切な人間です。
 社長と、工場長はここに出てきて一緒に話をしなければなりません。
 皆さんが団結して、奪われたすべての、非正規とか、そういうものを取り返さなければなりません。最後まで、死ぬまで闘い続けなければなりません。
 みなさんが涙を流さないように、労働組合の力で交渉を勝ち取っていきましょう。
 そこで工場長がカメラを回しています。会社が経営困難だと言うならば、工場長はあっちこっち駆け回って、経営を立て直す必要があるんじゃないですか。
 会社は誠実に交渉に応じて、労働者が労働組合に団結して闘えるようにすべきです。
 ここに働いておられるみなさんにもう一度訴えます。はずかしくない生き方をしようじゃないですか。時間がない、忙しいなどと言わないで、みんなの声を合わせて、話し合っていこうじゃないですか。鈴コン労組はいつでも皆さんの声を聞き入れる準備があります。率直に鈴コン労組の方に話をしてきて下さい。
 みなさん、労働組合に加入して最後まで一緒に闘っていきましょう。会社や工場長のためでなく、皆さんと家族のために闘っていかなければなりません。会社の人間であれ、労働者であれ、みんな同じ人間です。どちらも尊重されなければならず、幸福に生きる権利があります。労働組合はみなさんが幸せになる権利を確保するために頑張ります。
 みなさんが働いている時間、もっと労働組合に結集して行動することが重要です。非正規職を廃止して、正規職になって、本当に長時間の労働というものを無くさなければなりません。あまりにも長い時間働いて、あまりにも少ない給料で働いているとは思いませんか。みなさん、労働組合に結集しましょう。会社は絶対にみなさんの給料を上げようとは考えません。そうすることができるのは労働組合しかありません。労働組合に力を合わせましょう。みなが団結して生きるために集まりましょう。
 みなさん家族と十分に過ごすという時間がほしくはありませんか。十分に睡眠をとるということがほしくはありませんか。正規職に転換してほしくはありませんか。こういうすべてのことを解決するのは労働組合しかありません。
 解雇された労働者のみなさんは、そういうことをずっと闘っています。労働組合に加入して下されば、共にすべての権利を取り戻すために一緒に闘うことができます。
 会社が皆さんを今の状態でいつまで雇用するか保障はありません。韓国でも同じ状況です。KECの会社はいつも労働者を家族だと言ってきました。ところが会社は警備を動員して、私たちを工場から追い出しました。会社が赤字だなどと言って、私たちを追い出したのです。私たちは絶対屈服しないで闘っています。私たちは日本に来て闘いました。すると、韓国で、KECの会社側が交渉をしようじゃないかと言ってきたそうです。
 みなさんが闘ったら、会社は決して皆さんを弱い者だと低く見ることはありません。力を合わせて闘わなければなりません。その中心が労働組合でなければなりません。みなさんが組合に集まるということが、勝利の道です。今、困難だと思うかもしれませんが、労働組合は絶対に勝利します。その勝利をみなさんと一緒に味わいたいと思います。そのときを私たち、共に待ってます。
 社長、そこにいる工場長、すぐ交渉に応じろ。労働組合は交渉する権利があります。解雇された労働者を職場復帰させる交渉に応じろ。今すぐ、解雇した労働者を職場復帰させ、交渉に応じることを願います。
 私たちが多くの人と連帯してここに来る必要がないように、交渉に応じることを臨みます。次にここに来ることがあったならば、ここにテントを張って、解決するまで籠城して闘いますよ。難しいなどと言ってないで、労働組合とすぐ交渉に応じることを望みます。
 最後にここに働いておられる皆さん一人一人に一言、言いたいと思います。
 家族に恥ずかしくない、親としていたいならば、私たちと一緒に闘うことを切に訴えます。皆さんが先に立つというのではありません。労働組合がまず先に立ちます。労働組合が先頭に立って、その周りに皆さんが集まってくれることを切に願います。大変なこともあるでしょうけれども、労働組合と共に闘って、必ず賃金を上げ、労働条件を良くしていきます。
 皆さんが、このまま権利を獲得して幸せに生きることを願って、韓国のKEC支会から挨拶を送りました。

  


鈴木コンクリート工業分会、韓国の金属労組KEC支会と共に志村工場社前で、解雇撤回を求め抗議行動
(2012年5月25日)
KEC支会の皆さん、オムジョンフン教宣部長、ご支援ありがとうございました。
鈴コン分会は皆さんの闘いと連体し、共に闘い勝利します。

 
    

     

韓国KEC労働者が日本遠征闘争で75人の整理解雇撤回かちとる!
 KEC支会は75人の解雇撤回を勝ち取るため、5月21日から25日にかけて日本遠征闘争を取り組みました。この闘いには、動労千葉と全国労組交流センターの金属労働者、合同・一般労組全国協の東京なんぶユニオン、東京西部ユニオン・鈴木コンクリート工業分会、さらに郵政非正規ユニオンや東京北部の精研労組などが連日、支援・連帯して闘いました。
 KEC支会は支援の組合と共に、東京・五反田にある日本子会社=TSジャパンを抗議の訪問をしました。
 日本遠征闘争を終えて帰国後、会社側との交渉が急展開して、30日についに75人全員の解雇撤回をかちとったそうです。
 KEC支会は、25日朝には、板橋区浮間舟渡で鈴木コンクリート工業分会の社前闘争に取り組んでいただきました。


鈴木コンクリート工業分会、解雇撤回の本裁判を提訴(2012年5月16日)

  


われわれは人間宣言を行う 鈴コン社前に70人
2012年5・1反原発反失業東京メーデー行動

 東京西部ユニオン、鈴木コンクリート工業分会、郵政非正規ユニオンと、合同・一般労組全国協など、ともに闘う仲間は、5月1日メーデーの日、朝から夜までの丸一日を闘い抜きました。早朝から日比谷メーデーに合流。大量のビラまき・署名活動を展開。全日建や清掃、区職、JALの組合など交流。郵政非正規ユニオンのぼりを林立させてデモ行進。
 午後3時半すぎからは、板橋・舟渡の鈴木コンクリート工業の工場前に、鈴コン分会先頭に70人を越える大結集。分会組合員と支援連帯共闘会議(準)呼びかけ人の花輪世田谷地区労顧問が、社前に出てきた工場長(東豊商事鈴木富美子社長の次男)に対して、団交要求申入書を読み上げて手渡す。
 分会の司会で、抗議と解雇撤回を求める社前宣伝活動を開始。以下、花輪さんの烈々たる「人間宣言」アピールを紹介します。

 「ここに結集した仲間のみなさん、そして鈴コンの仲間のみなさん。今日はメーデー、5月1日です。メーデーは8時間労働を要求をして、今から遠い昔に、労働者が決起をした。そのときの経営者は『いやなら働くな』『いつでもクビを切れる』と言って弾圧した。今、鈴コンの社長は同じようなことを言っていないか? 現代の労使関係の中で許されないことをやっているのが鈴コンの会社だ。ただわれわれは、常識的な、人間扱いされる労使関係の中で働くことを求めている。何も特別なことを考えているわけではない。常識がないのは鈴コンの会社だ。
 社長がいるなら、耳をかっぽじってよく聞け。常識をもっていないのが鈴コンの社内だ。一歩外ではこんなことは許されない。鈴コン分会の3役は解雇をされた。裁判所は賃金の支払いを認めた。これは、この解雇が不当だということを裁判所ですら認めたという証拠である。
 20年も働いて3カ月更新という日雇いのような扱いをされて、それで人間と言えるか。われわれは人間として労働者として働いている。鈴コンの中でそれが許されないのであれば、何回でもストライキをうって闘う。その決意をここに申し渡す。
 会社は、これで終わったと思うな。何回でも我々の闘いは押し寄せる。そのつもりで今後の対応を考えてほしい。また、鈴コンの労働者のみなさん。こんな扱いをされて、いつかは自分もクビにされるのでないかという恐怖心を煽って会社を運営していく、そのようなやり方は今の世の中では許されないということをお互いに確認しようではないか。
 われわれは人間である。人としてまっとうに扱ってくれない会社であれば何回でも闘いに来る。そのことを肝に銘じて、今回の申し入れに答えてくれ。そのことをわれわれは会社に伝える。
 われわれは人間扱いを求めているだけだ。今、運転手の職場で非常に厳しい労働条件が問われている。報道であるように長距離バスを運転する労働者が事故を起こした。このことは労働者の責任だけで会社が逃れようとする。これが鈴木コンクリートの中でも行われようとしている。これを許してはならない。絶対に許してはならない。
 われわれは人間宣言を行う。ともに闘おう。」

 午後4時前後は鈴コンの仲間が現場から戻る時間帯。みんな迫力ある社前闘争に目を見張り、あいさつしていく人もいて、大きな反響を巻き起こした。
 社前闘争を終えた仲間はそのまま夜の文京区民センターで開催された「反原発・反失業 東京メーデー」集会とデモに合流。全一日を闘い抜いた。

   

   


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